✨2026年よりスタート!介護情報基盤とは?現場で働く職員さんが知っておきたいメリットと準備ステップ
こんにちは、株式会社Goingの鈴木です。
今回は、2025年度から順次導入が進む 「介護情報基盤」 について、現場の介護職員さんやケアマネジャーの方に向けてわかりやすく解説します。
「また新しい制度か…」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、この介護情報基盤は、私たちの事務負担を大きく減らし、利用者さんに向き合う時間を増やすための仕組みです。
本記事では、
- 介護情報基盤とは?
- 介護事業所にとっての3つのメリット
- 導入に向けた準備と今後のスケジュール
の3つに分けてお伝えします。
1. 介護情報基盤とは?
これまで介護現場では、さまざまな情報が紙や電話、郵送などでやり取りされてきました。
- 要介護認定の進捗確認は電話や窓口
- 負担割合証や限度額認定証は利用者や家族に探してもらう
- ケアプラン作成に必要な書類は郵送でやり取り
こうしたやり取りは時間も手間もかかり、肝心のケアに使える時間を奪ってきました。
そこで導入されるのが 「介護情報基盤」 です。
これは、介護保険証・要介護認定情報・主治医意見書・ケアプラン・LIFE情報などを オンラインで一元管理できる仕組み。
簡単に言えば、
? 「これまでバラバラだった情報を、パソコンでまとめて確認・共有できる」仕組みです。
2. 介護事業所にとっての3つのメリット
① いつでも最新の情報を確認できる
介護保険資格や要介護認定の進捗状況、限度額認定証などを オンラインですぐ確認可能。
利用者やご家族に「探して持ってきてください」とお願いする必要がなくなります。
➡️ 「待たされる」時間が減り、ストレスが大幅に軽減されます。
② やりとりの負担を軽減
これまで必要だった紙の提出・窓口訪問・郵送・電話確認が、 介護WEBサービス 上で完結します。
- 郵送のタイムラグなし
- 窓口までの移動なし
- 電話での長時間待ちなし
➡️ その分、事務作業にかかる時間を削減できます。
③ ケアの質が高まる
事務負担が減ることで、職員が本来の業務=「利用者と向き合うケア」に時間を使えるようになります。
- 利用者さんの声を丁寧に聴ける
- ケアプランに十分な時間を確保できる
- チーム内での情報共有がスムーズに
➡️ 結果として、より寄り添ったサービス提供につながります。
3. 導入に向けた準備とスケジュール
▷ 事業所で準備すること
介護情報基盤を使うためには、いくつかの環境整備が必要です。
- インターネットに接続できる端末を確認
- 電子証明書のインストール
- 介護WEBサービスの事業所認証・ユーザー設定
- マイナンバーカード読み取り機器の用意
※医療の「オンライン請求用証明書」とは別の証明書が必要になるため注意が必要です。
▷ スケジュール
国が示している予定は以下のとおりです。
- 2025年度:各自治体ごとに順次移行
- 2026年度:介護情報基盤へのデータ送信が開始
- 2027年度:全国的に本格運用開始
つまり、2025年のうちに準備を始めておけば安心です。
➡️ 結果として、より寄り添ったサービス提供につながります。
4. 訪問介護かねきちとして思う事
介護情報基盤については非常に前向きに捉えております。
実際に訪問介護をスタートして思うのは、「本当に紙でのやりとりが多い」という事です。
介護保険証や限度額適用認定証、利用者の基本情報やケアプランを全てFAXで貰う事が当たり前のようにされており、正直本当に非効率だと思います。
介護情報基盤のように情報が一元化されたデータベースがあれば非常に効率よく情報共有やサービスの提供ができると感じでおります。
またそこに介護保険に特化した形でのAIの活用も進めばプランの作成なども含めて生産性がより効率化し少ない労力と人員配置で業務を行うことが出来る。
そしてその分利益率の向上につながり経営的にも非常にプラスになると実感しております。
まとめ
介護情報基盤は、
- 書類探しや窓口への問い合わせを減らし
- 必要な情報をすぐにオンラインで確認でき
- ケアに集中できる時間を増やせる
現場にとって「負担を減らし、質を上げる」大きなチャンスです。
これから自治体ごとに導入が始まりますが、事業所としては早めに準備を進めておくことが大切です。
「どうやって準備を始めたらいいのか不安…」という場合は、導入支援事業者や専門のエージェントに相談するのも一つの方法です。
✍️ 最後に
私たち介護職が本当にやりたいのは「利用者に寄り添ったケア」です。
介護情報基盤は、その時間を取り戻してくれるツールになります。
今のうちからしっかり理解して、スムーズに移行できるように備えていきましょう。