✨第3回:採用に強い職場がやっている5つのこと
✨第3回:採用に強い職場がやっている5つのこと
(出典:介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査」)
こんにちは、すずきです。
前回は「離職を防ぐには人間関係の良さがカギ!」というテーマでお届けしましたが、今回は「そもそも人を集める力=採用力」に焦点を当てていきます。
「うちは求人を出しても応募が来ない…」
「応募があっても途中で辞退される…」
そんな悩み、ありませんか?
実は今回の調査から、“採用がうまくいっている職場”には共通の特徴があることがわかっています。
しかも、その多くが「特別な広告費」や「高額な給与」ではなく、日々の取り組みの積み重ねによって実現されているものです。
それでは、具体的にどんなことをやっているのか?
現場と求職者の両方に関わってきた立場から、調査結果をもとに5つのポイントで読み解いてみます。
■ 1)職場の人間関係が良好(62.7%)
まず圧倒的に多かったのがこれ。
採用がうまくいっている理由として6割超の施設が「人間関係の良さ」を挙げています(図表1-3-1より)。
「え、それって見えない部分じゃない?」と思われるかもしれませんが、意外と応募者には伝わるんです。
例えば――
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面接時のスタッフの雰囲気
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職場見学のときの笑顔や声のかけ方
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SNSやブログで垣間見える職場の日常風景
「感じがよかった」という直感は、実は“定着しやすさ”にも直結します。
■ 2)残業が少ない、有休がとりやすい、シフトがきつくない(57.3%)
こちらもかなり多い理由のひとつ。
現場で働く人のリアルな不満としてよく挙がるのが「急な呼び出し」や「希望休が通らない」といった働き方のきつさ。
この点が整っていると、
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「ここなら長く働けそう」
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「子育てや介護と両立できそう」
といった安心感につながります。
しかも、一度整えればその後の採用力にずっと効いてくるので、コストパフォーマンスも高い施策です。
■ 3)仕事と家庭の両立支援がある(47.9%)
介護職の多くは家庭でも介護・育児・看護と向き合っている人が少なくありません。
そのため、職場が“生活”に配慮してくれているかどうかが、入職の大きな判断材料になります。
具体的にはこんな取り組みが該当します:
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子育て中の時短勤務
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介護休暇・看護休暇の制度利用しやすさ
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託児支援や保育費補助
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突発的な休みに理解がある風土
特に40〜60代の介護職希望者にとっては、この部分の「配慮」は非常に重要です。
■ 4)仕事の魅力ややりがいを伝えている(38.3%)
「やりがい」ってふわっとして見えるかもしれませんが、
“うちはただの作業じゃなくて、人生に寄り添う仕事だ”
と語れる職場は、応募者の心を動かします。
例えば、
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「利用者さんの笑顔が、ここで働く意味になる」
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「多職種連携で成長を実感できる」
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「感謝の言葉を日々の励みに」
といったメッセージがブログや募集要項に自然と盛り込まれていると、「ここで働きたい」と感じてもらえる確率がグッと高まります。
■ 5)設備や環境が“働きやすい”(33.4%)
そして最後のポイントが、「物理的に働きやすい環境」です。
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清潔感のある休憩室
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記録業務のICT導入(例:カイポケなど)
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バリアフリーや移動導線の工夫
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制服が清潔で動きやすい etc.
これらは直接的な給与には現れませんが、日々の業務ストレスを減らす要素として非常に効果的です。
面接のときや見学対応の中で、
「こんな設備があって助かってます」
と職員が自然に話してくれたら、それだけで応募意欲につながることもあります。
✅まとめ:採用力=「魅力を伝える力」×「日常の積み重ね」
採用に強い職場が実際にやっていることは、決して特別なことではありません。
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人間関係の良さを育てている
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働き方の柔軟性がある
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生活への理解がある
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仕事に誇りを持っている
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環境整備にも気を配っている
これらの積み重ねをしっかり言語化して、応募者に伝える工夫をしている職場が、結果として採用でも勝っています。
「今の職場、応募は来ても採用につながらない…」
「施設の魅力って、どう伝えれば?」
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✅次回予告(第4回)
さて、次回のテーマはちょっと耳が痛い話かもしれません。
採用や定着の裏にある、「辞める理由」。
しかもそれは、「給料が安いから」だけではありません。
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価値観が合わなかった
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人間関係がつらかった
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自分の将来が見えなかった
そんな“本音の退職理由”をデータから深掘りします。
介護職として「次は失敗したくない」人も、
職場運営者として「離職を防ぎたい」人も必読の内容です!
どうぞお楽しみに。