✨第1回:まだまだ続く“人手不足”。でも、離職率は下がっているって本当?
(出典:介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査」)
こんにちは、すずきです。
今回は、毎年発表されている「介護労働実態調査」の最新結果から、介護業界の“採用と離職”についてのリアルをお届けします。
1)人手不足は深刻。「大いに不足」「不足」だけで3割以上!
調査によると、全体の64.7%の事業所が「人が足りない」と感じており、
特に「訪問介護員」は81.4%が人手不足と回答。
しかもそのうち約6割(59.7%)が「大いに不足」または「不足」と回答しており、訪問介護の現場はまさに慢性的な人材難。
実際に現場で働く方からも、
「このままじゃ利用者を断るしかない」
「新人が入ってもすぐ辞めてしまう」
という声が後を絶ちません。
2)でも、採用率は上昇傾向。2023年度は16.9%に
少し希望のある話も。
介護職(訪問介護員・介護職員)の採用率は2年連続で上昇中です。
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2021年度:14.2%
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2022年度:16.2%
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2023年度:16.9% ←今回発表データ
実際、若い層(29歳以下)では採用率の方が離職率より11.7ptも高いという結果も出ています。
ただし「60歳以上」では離職の方が多く、年齢による傾向の違いも明らかです。
3)離職率は13.1%まで低下。介護業界に“定着”の兆し?
2023年度の離職率は**13.1%**と、前年から再び減少。
これは2012年度(17.0%)以降、長期的に見て着実に下がってきています。
特に注目なのが、「離職率が低下した」と答えた事業所のうち、63.6%が“職場の人間関係が改善された”ことを理由に挙げている点です。
つまり、
「職員が辞めない職場=人間関係が良い職場」
という公式が、データで裏づけられたとも言えます。
4)人手不足でも離職が減った。何が起きてる?
「人が足りない」
「でも辞める人は減っている」
これは一見矛盾しているようで、実は“採用が追いつかない”ことが背景にあります。
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採用しても補充が間に合わない
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ベテランが高齢化や退職時期を迎えている
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定着はするが人数が増えない
つまり、今の課題は「辞めさせないこと」だけでなく、
「きちんと人を集める仕組み」が必要だということです。
✅まとめ
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人手不足感は全体の64.7%、訪問介護では81.4%
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採用率は上昇傾向(2023年:16.9%)
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離職率は低下傾向(2023年:13.1%)
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人間関係の改善が定着のカギ
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✅次回予告(第2回)
「離職を防ぐカギは“人間関係”。定着率アップの裏にあった職場づくりとは?」をお届け予定!